「終値で割ったら売る」と決めていた水準に、同じ週で2日続けて場中だけ触れました。ルールがまだ試されていないのは、たまたま終値だけが踏みとどまっているからかもしれません。
今週のマーケット振り返り
日経平均は前週末比 -3,706.63円(-5.37%)の65,324.29円、TOPIXは -38.81pt(-0.95%)の4,066.00 で週を終えました。10/12(月)はスポーツの日で休場のため、実質4営業日の週でした。
- 火(10/13): 前週末の米国でハイテク株への警戒的な見方が強まったことや、海外の大手メモリーメーカーが新製品を開発中と伝わったことを受けて、半導体関連の値がさ株が大きく売られました。一方でTOPIXはわずかに上昇し、値上がり銘柄は7割を超えており、半導体だけが指数を押し下げた日でした。
- 水(10/14): 前日とは逆に、銀行株が33業種の中で最も大きく下落し、日経平均はほぼ変わらずで終えました。海外の大手銀行の決算が市場予想に届かなかったことが材料のひとつとされているようですが、断定はできません。
- 木(10/15): 米国の9月消費者物価指数が市場予想を上回ったことに加え、AI関連企業の資金調達への懸念が強まったことから、海外のハイテク株が大きく売られました。国内でも半導体関連を中心に全面安となり、日経平均は-4.90%の大幅な下落となりました。
- 金(10/16): 前日までの急落に対する自律的な買い戻しが入り、7営業日ぶりに反発しました。値上がり銘柄は8割を超え、ほぼ全面高の1日でした。
私のポートフォリオ
| 銘柄(証券コード) | 損益率 | 前週比 |
|---|---|---|
| イオレ(2334) | +18.93% | -4.41pt |
| 日清紡HD(3105) | +127.68% | -14.55pt |
| 三菱重工業(7011) | +0.88% | +3.38pt |
| ひろぎんHD(7337) | +52.87% | -2.32pt |
| 中央自動車工業(8117) | -3.00% | +3.57pt |
| 三菱UFJ FG(8306) | +14.27% | +0.43pt |
| NTT(9432) | +14.73% | +1.05pt |
| 扶桑化学工業(4368) | -4.48% | -8.66pt |
| ミネベアミツミ(6479) | -13.24% | -8.71pt |
| カーブスHD(7085) | +7.76% | +7.76pt |
| アズワン(7476) | +2.89% | +2.89pt |
今週のポートフォリオ全体:合計損益率 +15.05%(前週比 -5.63pt)
※保有株数・取得単価・評価額(円)は非公開
保有銘柄の値動き(直近4ヶ月・日足)
イオレ(2334)|損益率 +18.93%/前週比 -4.41pt

木曜の引け後にグループ会社化を目的とした株式交換の開示があり、翌金曜は高値と安値の差が大きい荒い値動きとなりましたが、終値では上昇して引けました。週を通じては前週から含み益をやや縮小しています。
日清紡HD(3105)|損益率 +127.68%/前週比 -14.55pt

半導体関連の下落と連動する形で週の大半を通じて値を下げ、週を通じては前週から含み益を大きく縮小しました。
三菱重工業(7011)|損益率 +0.88%/前週比 +3.38pt

週前半は軟調な場面もありましたが、金曜は原油価格の上昇と同じ方向に大きく上昇し、週を通じては前週から含み益を広げました。原油高との関係はまだ断定できません。
ひろぎんHD(7337)|損益率 +52.87%/前週比 -2.32pt

週半ばに銀行株全体が大きく売られる場面があり、週を通じては前週からわずかに含み益を縮小しました。
中央自動車工業(8117)|損益率 -3.00%/前週比 +3.57pt

自己株式取得が今週始まったこともあり、週半ば以降はやや値を戻し、週を通じては前週から含み損を縮小しました。
三菱UFJ FG(8306)|損益率 +14.27%/前週比 +0.43pt

週前半に売られる場面もありましたが、週末にかけて値を戻し、週を通じてはわずかに含み益を広げました。
NTT(9432)|損益率 +14.73%/前週比 +1.05pt

配当目的の保有で値動きは限定的でしたが、週を通じてはわずかに含み益を広げました。
扶桑化学工業(4368)|損益率 -4.48%/前週比 -8.66pt

半導体関連株への警戒が強まった週後半に大きく売られ、週を通じて含み損に転じました。
ミネベアミツミ(6479)|損益率 -13.24%/前週比 -8.71pt

半導体関連の急落が直撃し、週半ばには場中であらかじめ決めていた損切りの水準に2日連続で触れる場面がありましたが、いずれも終値では水準を上回って引けました。週を通じては含み損が拡大しています。
カーブスHD(7085)|損益率 +7.76%/前週比 +7.76pt

今週新規で取得した銘柄です。決算発表の翌日に大きく上昇する場面があり、週の後半にかけて半導体関連株が売られる中でも底堅く推移しました。
アズワン(7476)|損益率 +2.89%/前週比 +2.89pt

同じく今週新規で取得した銘柄です。ポートフォリオ全体が大きく下落した木曜も上昇し、分散として機能する場面がありました。
今週の売買記録
- 買い:カーブスHD(7085)・アズワン(7476)をそれぞれ100株、10/13に新規購入しました。半導体関連に偏っていた保有の分散を目的に、機関投資家の買い増し動向を参考にして選んだ銘柄です。
- 売り:なし
気になっている銘柄
- FFRIセキュリティ(3692): サイバーセキュリティ関連の国策テーマがきっかけで記録している銘柄です。今週、企業の不正アクセス被害が相次いだことを背景に業種全体が物色され、金曜は週の中で最も大きく上昇しました。ただし出来高はまだ平常の水準まで戻っておらず、上げが一巡したとは言えない状態です。次は、出来高が平常の水準まで落ち着くかを確認したいと思っています。
- テラプローブ(6627): 木曜の急落で半導体関連株と一緒に売られた銘柄を独自に調べる中で、今週新たに見つけた銘柄です。半導体ウエハーの検査を受託しており、直近の四半期は売上・営業利益ともに大きく伸びています。月次の売上も開示されているため、決算を待たずに業績の向きを追えるのが特徴です。次は、今月発表予定の信用残で、直近の下落の中で買い残が増えていないかを確認したいと思っています。
- 東宝(9602): ヒット作が出ると配給手数料が自動的に増える構造に注目して記録していた銘柄ですが、今週の決算を経て見送りと判断しました。通期の業績予想が据え置かれ、登録時に置いていた判定基準に届かなかったためです。今後、業績予想が上方修正される場面があれば、改めて確認したいと思っています。
今週の振り返り
今週は、半導体に偏っていた保有を分散させる狙いで新たに2銘柄を買いましたが、その狙いが想定していた形で機能した週でした。木曜に半導体関連が大きく売られた日も、新しく買った2銘柄はプラスで終えています。
一方で、半導体関連の3銘柄で保有の4割超を占める構成は変わっておらず、週の後半には1銘柄が場中であらかじめ決めていた損切りの水準に2日連続で触れました。終値では水準を上回って引けたため実際の売却には至っていませんが、これは仮説そのものが否定されたかどうかとは別の話で、同じテーマへの配分が大きすぎたという、ポジションサイジングの問題として残っています。
金曜は前日までの急落に対する買い戻しで指数が反発し、保有は日経平均・TOPIXの両方に勝ちましたが、半導体関連の戻りは下げ幅の一部にとどまっており、来週以降も値動きの大きい展開が続くかもしれません。
来週の注目点
- 経済イベント:10/20(火)に信用残(10/16申込分)が公表される予定で、保有・ウォッチ銘柄の一部の判断材料にする予定です。10/29〜30には日本銀行の金融政策決定会合が開かれます。
- 注目銘柄・材料:ミネベアミツミはあらかじめ決めている損切りの水準までの余裕が小さい状態が続いており、終値で水準を下回った場合はあらかじめ決めた手順に沿って対応する予定です。半導体関連の軟調が続くかどうかも引き続き注目しています。
※本記事は投資の勧誘ではありません。

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