金曜日、日経平均は5営業日ぶりに大きく上げました。でも中身を見ると、上げ幅の8割以上はたった2銘柄が作ったものでした。
今週のマーケット振り返り
日経平均は先週末比 -1,384.62円(-2.09%)の65,020.94円、TOPIXは -43.48pt(-1.05%)の4,103.23 で今週を終えました。週の半ばに大きく崩れた分を、週末の反発で一部埋め戻した形です。
- 月・火(8/31・9/1): 日本の長期金利が30年ぶりに3%台に乗り、資金がハイテク・グロースから銀行・バリューへ回転しました。保有する日清紡HD(3105)は、保有していた四国化成HD株の売出しへの参加と特別利益の計上見込みを開示しています(金額は来週決まる予定です)。
- 水(9/2): 米軍のイラン攻撃をきっかけに原油が90ドル台まで上昇し、日本の長期金利もザラ場で1996年以来という水準に達しました。東証33業種すべてが下落する全面安の日になりました。
- 木(9/3): 日銀審議委員のタカ派的な発言をきっかけに「9月会合で大幅な利上げ」という観測が広がり、為替が1日で2円以上動く急激な円高になりました。
- 金(9/4): 米FRB高官の「利上げ据え置きを支持する」という趣旨の発言を受けて日米の金利が低下し、指数は5営業日ぶりに大きく反発しました。ただし上げ幅806円のうち669円(8割超)はソフトバンクグループ(9984)とアドバンテスト(6857)の2銘柄によるもので、TOPIXはほぼ横ばい。指数だけが上がった1日だったのかもしれません。
私のポートフォリオ
| 銘柄(証券コード) | 損益率 | 前週比 |
|---|---|---|
| イオレ(2334) | +20.61% | ±0.0pt |
| 日清紡HD(3105) | +103.55% | +7.46pt |
| 三菱重工業(7011) | -0.24% | -7.20pt |
| ひろぎんHD(7337) | +61.42% | +1.21pt |
| 中央自動車工業(8117) | +2.39% | -4.88pt |
| 三菱UFJ FG(8306) | +24.47% | +4.18pt |
| SBI HD(8473) | +13.76% | -1.24pt |
| NTT(9432) | +13.48% | +2.63pt |
今週のポートフォリオ全体:合計損益率 +26.74%(前週比 -0.50pt)
※保有株数・取得単価・評価額(円)は非公開
保有銘柄の値動き(直近4ヶ月・日足)
イオレ(2334)|損益率 +20.61%/前週比 ±0.0pt

週前半に暗号資産関連の業界団体への加入を開示。値動きは週を通じてほぼ横ばいでした。
日清紡HD(3105)|損益率 +103.55%/前週比 +7.46pt

保有する四国化成HD株の売出参加・特別利益計上を開示し、含み益トップを維持したまま利確ラインとの距離をさらに広げました。
三菱重工業(7011)|損益率 -0.24%/前週比 -7.20pt

週半ばの全面安で一時含み損に転落。週末にかけて戻したものの取得単価付近で一進一退が続き、保有中で管理ラインの余裕が最も薄い状態です。
ひろぎんHD(7337)|損益率 +61.42%/前週比 +1.21pt

長期金利が上下に振れる中でも、銀行株としては底堅く推移しました。
中央自動車工業(8117)|損益率 +2.39%/前週比 -4.88pt

保有株の売出しに伴う価格決定日を来週に控え、需給思惑からやや軟調な週でした。
三菱UFJ FG(8306)|損益率 +24.47%/前週比 +4.18pt

日銀の早期利上げ観測が強まった日に上昇するなど、金利をめぐる思惑に敏感な値動きが続きました。
SBI HD(8473)|損益率 +13.76%/前週比 -1.24pt

週末にかけて大きく上昇したものの、週間ではやや軟調に終わりました。
NTT(9432)|損益率 +13.48%/前週比 +2.63pt

大きな材料はなく、小幅な値動きに終始しました。
今週の売買記録
- 買い:なし
- 売り:なし
ウォッチ中の銘柄で指値の水準に到達した場面はありましたが、今週の約定はありませんでした。
気になっている銘柄
- 関東電化工業(4047): 今週新たに記録に加えた銘柄です。電池材関連の一角として動画で紹介されていたのがきっかけで、直近高値からかなり調整している位置にあります。次は、事業の中でどのセグメントが業績を左右しているのかを確認したいと思っています。
- 日本一ソフトウェア(3851): 先週の大幅な業績上方修正を受けて、注目度を引き上げました。今週あらためて開示を読み直したところ、下期の見通しはむしろ引き下げられていたことが分かり、その理由を確認中です。
今週の振り返り
三菱重工業が週の半ばに一時含み損へ転落したのは、正直ヒヤッとしました。ただ、これは市場全体が全面安になった日の出来事で、この銘柄固有の悪材料が出たわけではありません。「金利が上がれば銀行株が上がる」「地合いが崩れれば保有株も崩れる」という当たり前の相関が、そのまま数字に出ただけだったと捉えています。仮説自体が崩れたわけではなく、相場の地合いというコントロールできない変数に晒された結果だと考えると、ポジションを動かす判断はしませんでした。
金曜日の「指数だけが上がった日」も今週の学びです。日経平均は5営業日ぶりに反発しましたが、値上がり銘柄と値下がり銘柄はほぼ半々で、上げ幅の大半はソフトバンクグループ(9984)とアドバンテスト(6857)の2銘柄が作ったものでした。自分の保有銘柄にはこの2銘柄が入っていないため、指数に対して見劣りする結果になるのは、ポートフォリオの構成上ある程度織り込み済みの動きだったと言えます。
「仮説が正しかったか」と「その週の指数に勝てたか」は、分けて評価する必要があると改めて感じた1週間でした。
来週の注目点
- 経済イベント:金曜夜の米雇用統計の結果が週明けの相場にどう反映されるか。9/9〜9/14に日清紡HDの株式売却価格が決定予定。9/7〜9/10に中央自動車工業の公開価格決定日を控えています
- 注目銘柄・材料:三菱重工業の管理ラインの余裕が引き続き薄い状態が続くか。9/15〜16の米FOMC、9/17〜18の日銀金融政策決定会合を控え、金融株の値動きに注目しています
※本記事は投資の勧誘ではありません。

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