日経平均が最も大きく動いた2日間、私の評価額はその両方で指数と逆方向に動きました。半導体を1銘柄も持たない代償は、上がる日にも下がる日にも、きっちり両建てで返ってきます。
今週のマーケット振り返り
日経平均は前週末比 +1,945.26円(+2.93%)の68,309.46円、TOPIXは -37.59pt(-0.91%)の4,091.00 で週を終えました。日経とTOPIXが逆方向に動いた週で、その差は3.84ポイントに達しています。
- 月(9/28): 前週に大きく上げた反動で、日経平均は6営業日ぶりに反落(-0.73%)しました。場中には一時67,000円台まで買われる場面もありましたが、安値引けとなっています。国内の長期金利が上昇し続けている点(2年債は31年半ぶりの高水準)も意識されたようです。
- 火(9/29): 中間配当の権利落ち日で、見かけの下落(-0.60%)のほとんどは配当落ち分でした。実質的にはほぼ横ばいだったとみられます。
- 水(9/30): 前日までとは一転、+1.94%の大幅反発となりました。33業種すべてがプラスとなる全面高で、1か月近く上に抜けられなかった節目の水準を終値で初めて上回りました。前日の米半導体株高や原油価格の急落に伴う金利低下が支えになったのかもしれません。
- 木(10/1): 米マイクロン・テクノロジーの決算(売上高が前年同期比+379%)を受け、国内の半導体関連株が軒並み急伸し、日経平均はさらに+3.30%上昇しました。ただし値上がり・値下がり銘柄数はほぼ半々で、33業種中22業種は下落しており、資金が半導体に集中する一方で銀行株などは売られる展開でした。
- 金(10/2): 2日間での大幅上昇の反動で利益確定売りが優勢となり、-0.94%の反落。値下がり銘柄数が全体の8割超を占める全面安でした。
私のポートフォリオ
| 銘柄(証券コード) | 損益率 | 前週比 |
|---|---|---|
| イオレ(2334) | +19.56% | -1.05pt |
| 日清紡HD(3105) | +145.32% | +12.68pt |
| 三菱重工業(7011) | +1.33% | -2.23pt |
| ひろぎんHD(7337) | +59.94% | -6.47pt |
| 東京計器(7721) | +9.78% | -0.88pt |
| 中央自動車工業(8117) | -2.53% | -5.53pt |
| 三菱UFJ FG(8306) | +16.54% | -5.59pt |
| NTT(9432) | +11.70% | -4.08pt |
| 扶桑化学工業(4368) | ±0.00% | 新規保有 |
| ミネベアミツミ(6479) | +0.31% | 新規保有 |
今週のポートフォリオ全体:合計損益率 +19.68%(前週比 -7.46pt)
※保有株数・取得単価・評価額(円)は非公開
保有銘柄の値動き(直近4ヶ月・日足)
イオレ(2334)|損益率 +19.56%/前週比 -1.05pt

週の前半に急落する場面があり、あらかじめ設定していた撤退ラインに達したため、保有の一部を自動的に手放しました(確定利益は+13%程度・NISA口座のため非課税)。残りの保有分は、週後半にかけて落ち着いた値動きで推移しています。
日清紡HD(3105)|損益率 +145.32%/前週比 +12.68pt

特段の新規材料がない中で上昇が続き、8営業日続伸となりました。含み益はポートフォリオの中でも突出した水準まで拡大しています。週末には、入っているはずだった利益確定の注文が実際には設定されていなかったことが判明し、現在は注文のない状態で管理ラインを追っています。
三菱重工業(7011)|損益率 +1.33%/前週比 -2.23pt

防衛関連への関心が続く場面もありましたが、週を通じては小幅な下落となりました。中東情勢を巡る報道が相次いでおり、来週以降の値動きに影響するかもしれません。
ひろぎんHD(7337)|損益率 +59.94%/前週比 -6.47pt

週前半は長期金利の上昇や配当の権利落ちの影響を受けて軟調でしたが、水曜には金利が低下したにもかかわらず銀行株全体が大きく買われる場面がありました。木曜には一転して下落し、週を通じては前週から上げ幅を縮小しています。
東京計器(7721)|損益率 +9.78%/前週比 -0.88pt

防衛関連への物色や中東情勢を巡る報道を受けて値動きの大きい週でした。長らく未発注のままだった損切ラインを、取得単価の水準まで引き上げて確定させました。
中央自動車工業(8117)|損益率 -2.53%/前週比 -5.53pt

週の後半に下落が続き、保有して以来初めて含み損に転じました。特段の適時開示はなく、来週に予定されている株価指数の定期入れ替えに関するリストの公表を控えた動きかもしれません。
三菱UFJ FG(8306)|損益率 +16.54%/前週比 -5.59pt

水曜には金利が低下したにもかかわらず銀行株全体が大きく買われましたが、木曜には一転して大きく下落しました。週を通じては前週から上げ幅を縮小しています。
NTT(9432)|損益率 +11.70%/前週比 -4.08pt

配当目的の保有で値動きは限定的でしたが、中間配当の権利落ちの影響もあり、週を通じてやや含み益を縮小しました。
扶桑化学工業(4368)|損益率 ±0.00%/前週比 新規保有

木曜に新たに取得した銘柄です。電子材料向けの素材を手がけており、週内の値動きはほぼ取得値近辺で推移しています。
ミネベアミツミ(6479)|損益率 +0.31%/前週比 新規保有

同じく木曜の引けで新たに取得した銘柄です。米半導体大手の好決算をきっかけに関連株への物色が強まった日の取得となり、翌金曜は全面安の中でも取得値をわずかに上回って週を終えています。
今週の売買記録
- 買い:扶桑化学工業(4368)とミネベアミツミ(6479)を10/1に新規で取得しました。どちらも以前からウォッチしていた銘柄で、押し目を待つうちに水準から離れてしまっていたため、改めて評価し直した上での購入です。
- 売り:イオレ(2334)の保有の一部を9/30に売却しました。あらかじめ設定していた撤退ラインに場中で到達し、自動的に約定したものです。確定利益は+13%程度でした(NISA口座のため非課税)。
気になっている銘柄
- MFS(196A): 以前から、会社の中期成長戦略を示す開示資料を待っていた銘柄です。今週その資料が実際に公表され、全文を確認しました。結果として、中期の成長目標は上方修正されておらず、むしろ当初の前提からの乖離が広がっていることが分かりました。次は、11月中旬予定の四半期決算で、利益の柱となっている一事業の増益ペースが上向くかを確認したいと思っています。
- FFRIセキュリティ(3692): サイバーセキュリティ関連への構造的な支出増加という着眼点から継続して記録している銘柄です。今週、同業他社の情報漏えいに関する報道をきっかけに同じテーマの別銘柄がストップ高となる場面がありましたが、この銘柄はむしろ大きく下落しました。同じテーマでも銘柄によって反応が分かれることを示す事例として記録しています。次は、出来高が平常の水準まで落ち着いてくるかを引き続き確認していきたいと思っています。
今週の振り返り
今週は、保有の構成がそのまま結果に直結する2日間がありました。木曜はマイクロン・テクノロジーの好決算を受けて半導体関連株が軒並み急伸し、日経平均は+3.30%上げましたが、保有8銘柄にその業種が1つもなかったため、評価額はむしろ下げました。翌金曜はちょうど逆の形になり、日経平均が-0.94%下げる中で評価額はプラスで終えています。この2日間はどちらも「半導体はウォッチで押し目を待つ」という方針の裏返しで、結果が良かった悪かったという話ではなく、方針そのものに織り込まれていたトレードオフだと捉えています。
その木曜には、長らくウォッチに置いたまま買えずにいた2銘柄を初めて実際に購入し、半導体関連の保有比率が0%から2割強まで広がりました。水準そのものが妥当だったかどうかと、買うタイミングを決めきれずに時間がかかっていたこと自体は、別の論点として振り返る必要があると考えています。
イオレの一部売却は、あらかじめ決めていた水準で設計どおりに自動執行された例で、ここは素直によかったと思っています。一方で週末には、別の保有銘柄で入っているはずだった注文が実際には入っていなかったことが改めて見つかりました。確認を怠ると、守りのないポジションに気づかないまま時間が過ぎてしまうことを痛感しています。
来週の注目点
- 経済イベント:10/2夜(米国時間)に発表された米9月雇用統計の受け止めが月曜の寄り付きに反映される見通しです。火曜には信用残の更新、水曜には中央自動車工業のTOPIX構成銘柄の追加・除外リストの公表が予定されています
- 注目銘柄・材料:中央自動車工業は週末に保有後初めて含み損に転じており、来週のTOPIX採用可否の発表を受けてどう動くかに注目しています。今週新たに組み入れた2銘柄(扶桑化学工業・ミネベアミツミ)は値動きの大きさにまだ慣れていない部分もあり、保有比率も含めて見ていきたいと思っています
※本記事は投資の勧誘ではありません。

コメント