どうも、そらです。
大それたタイトルですがFXにおいて資金管理は超重要です。
FXにおける資金を溶かす原因として挙げられるのが、オーバートレードがあります。オーバートレードとは資金に見合わないトレードをすることです。FXはレバレッジを効かせることができるので株の現物取引とは違い、オーバートレードによって資金が溶け易いです。
なので、しっかりと厳格な資金管理能力が求められます。
じゃあどうすればいいのか見ていきましょう。
資金管理4大要素
資金管理は下記の4つの要素で構成されています。
- リスク許容
- 勝率
- ロスカット(損切り)
- リスクリワード
この４つの要素をトレードに取り入れてないと不確実要素が多いトレードの世界では生き残ることが出来ません。
リスク許容
リスク許容とは、特定回数のトレードでどのくらいの損失を許容するかです。例えば、１回のトレードで資金の何パーセントまで損失を許すか、トータル保有ポジション数は資金の何パーセントまでにするかなどです。
リスク許容はポジションサイズを変更することで対応可能です。ポジションサイズを決め、適正なレバレッジコントロールをすることで致命的な損失を回避することができます。
勝率
勝率とは、誰でもわかる通り、勝ちの割合です。
自分に有利な環境・展開に資金を投じることで、勝率を高めることができます。
ロスカット(損切り)
ロスカット(損切り)とは、損失が一定レベルに達したときに、更なる損失の拡大を未然に防ぐためポジションを手仕舞うことです。また、顧客が借金を負わないようにFX業者によって強制的にロスカットされることがあります。
ストップ(逆指値)を置き、必要以上の損失を追わないようにして、次のチャンスに資金を投じれるようにしましょう。塩漬けにしてしまうと資金が拘束されて絶好のエントリーチャンスを逃してしまいます。
リスクリワード
リスクリワードとは、損失と利益の比率のことです。
ストップを置けれて、リスクリワードが1：1以上を狙ったトレードを行うことで利益を残し易くなります。
勝率とリスクリワードの関係
勝率とリスクリワードをどちらも高めることは現実問題難しいです。どちらか一方を高めようとしたら、どちらか一方は低くってしまいます。
例えば、リスクリワードを大きくするためにストップを近くに置けばストップに掛かる確率が高くなります。結果、勝率が下がります。逆に、ストップを遠くにすると勝率は高くなるかもしれませんがリスクリワードは下がります。
かといって、二つが反比例関係にあるからといってどちらか一方を高めても利益は残りません。資金管理の４つ要素のバランスが大切です。どうバランスを取れば利益を残すことができるかを考えるましょう。
資金管理を考えるときの軸
資金管理を考える際、以下の点を軸に４つの要素のバランスを取るのがいいです。
- 口座資金は最高値から30％以下には落とさない
- 勝率は実際よりも悪い値を想定する
口座資金は最高値から30％以下には落とさない
口座資金は最高値から30％以下には落とさないというのは、資金の３割を失えば、損失を取り戻そうとして、ルールを無視したエントリーやオーバートレードによって口座が解ける確率がグンと上がるからです。
口座の３割を失った時の精神状態は、プロのトレーダーでも自制するのが難しい状態だそうです。実際は２割でもかなりメンタルに来ます。なので、最高３割と考えて、自分に合った割合に変えることが望ましいです。
資金を３割減らさないように４つの要素のバランスを調整しましょう。
勝率は実際よりも悪い値を想定する
相場は同じような形に見えても同じことはありません。過去検証を行い勝率を出したからと言っても将来もその勝率に収まるか分かりません。また、思いもよらない連敗をしてしまうかもしれません。勝率を考えるときは少し低い数値で考えることで慎重に考えることができるようになります。
まとめ
- リスク許容：リスクに晒す資金額を決めよう
- 勝率：自分の有利な環境、展開でのみエントリーしよう
- ロスカット(損切り)：エントリーするときはストップを必ず入れる
- リスクリワード：1：1以上を目指そう
- ３割損失は全損失！！
- 勝率は低く見積もる
以上のことを踏まえて、自分の手法に落とし込みトレードを繰り返せば利益は確実に残るでしょう。
では、次回もお楽しみに～♪
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